日本人の英語力

以前こちらのブログでも少し紹介したTOEFL。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4部門で構成されるテストです。

アジアでは33の国々で試験が行われているようですが、日本のTOEFL平均スコアはどのくらいだと思いますか? 

ちなみに2013年にイギリスで発表されたアジアの大学ランキングでは、2位のシンガポール国立大学、3位の香港大学を破り、初めて東京大学が1位に輝いたことで話題になりました。そして7位に京都大学、13位に東京工業大学、15位に東北大学と、日本の大学は大変高い評価を受けています。

つまり日本はアジアのどの国よりも良い教育を受ける機会に恵まれているということです。しかしご存じのとおり、日本は英語が苦手な国。

フィリピン、シンガポール、インドという英語を話す国々のスコアは高いことでしょう。英語教育に力を入れている韓国、中国にも負けているかもしれません。それでも、いくら低くても10位以内には入っている、と思いませんか?

 ある記事によると、アジア33か国中、日本よりスコアが低かったのはなんとラオスとカンボジアのみだったそうです。 

この悲惨な結果を受けて、大学入試にTOEFLを導入しようという声も上がったようですが、それだけでは問題の解決にはなりませんよね。日本の英語教育改革の道のりは中々険しそうです。

日本語を話さない講師

「オンライン英会話の講師は日本語を話せない人が多いから嫌だ」

「初心者向きではない」

 そういう声をよく聞きます。

今まで私たちは日本人の教師から英語を教わるのが当然でしたので、日本語を話すことができる講師を求める方は多いと思います。困ったときに

「こういうことを英語で言いたいんですが、どうやって言えばいいですか」

と、日本語で簡単に聞けるのは確かに安心かもしれません。

ですが実際に英語を使う場面ではそうはいきません。 

現在日本では英語教育の見直しについて話し合いが行われていますが、中学の授業では「日本語を話さずに英語を教えること」が必要になると言われているようです。

 英語を習いたての中学生はまさに英会話初心者。日本語の使えない授業に参加することは難しいように思えますが、実際に英語を使う場面で対応できる力をつけるためには、日ごろから日本語の通じない相手にどういう表現を使えばよいのか試行錯誤することが必要ということですね。

 日本語の通じない相手との会話を楽しめる力を是非ここで身に付けてください。

一番英語ができる大学はどこ?

高校三年生は志望大学を最終的に絞って対策にかかっているといった時期でしょうか。電車に乗っていると高校生たちが「第一志望」や「模試の判定」を話題にしている姿をよく見かけるようになりました。 

 全大学生のTOEIC平均スコアは447点。内訳はリスニングパートが250点、リーディングパートが197点だそうです。意外にもリスニングの方がスコアは高いんですね。 

 では平均が最も高い大学はどこでしょうか。

もちろん東京大学・・・と思いきや、実は一位は上智大学外国語学部英語学科。なんと2012年11月実施分のTOEIC平均スコアは872点だったそうです。東京大学大学院(文系)の平均スコア800点を上回るスコア。帰国子女が多いことや、多くの学生が短期留学や交換留学制度を利用して英語を身に付けていることが理由のようです。このブログでも以前上智大学の英語入試について取り上げましたが、やはり英語にはかなり力を入れているようですね。

英語が好き、という学生さんは、この日本一の英語学科を目指してみるのも良いかもしれません。

こんな方こそカランのレッスンを

誰でも最初は人前で外国語を話すことに抵抗を感じるものです。

 日本に留学している外国人だって最初は「下手な日本語を笑われたらどうしよう」なんて不安に感じているそうです。ですが外国人が日本語を一生懸命話している姿を見て「下手だなあ」と笑うことはありませんよね。

そうは分かっていても

「やっぱり恥ずかしい」

「外国人を目の前にするとたじろいでしまう」

そう思いながら英会話への第一歩が中々踏み出せないという方はいらっしゃるはず。そんな方こそ、是非カランのレッスンを受けてみて下さい。

カランメソッドのレッスンでは講師から質問を浴びせられ続けるので、「恥ずかしい」とためらっている暇はありません。発言を求められる英会話クラスと違って話すことを強いられるというカランのレッスンは、英語を話すことへの恐怖を克服するにはピッタリです。

マンツーマンなので他の人に英語を聞かれる心配ももちろんありません。 

 最初はハードに感じますがレッスンを受けているうちに自然と英語を話すことへの抵抗感がなくなってくるはず。ぜひ体験レッスンを受講してみて下さいね。

レッスンで何が身につくの?

カランメソッドについてこのブログでもいくつか紹介してきましたが、ここでカランのレッスンを受けて実際にどのような力が得られるのかまとめてみました。 

・ネイティブスピーカーの喋るスピードで英語が聞き取れるようになる

・正しい発音が身につく

・正確な文法が身につく

・英語を話す能力、自信を得ることができる 

 外国語でコミュニケーションを取る際に必要なものばかりですね。これらはビジネスで必要な方、TOEICの点数をあげたい方、留学を考えている方など目的を持って英語を学ぶ全ての方のニーズを満たすものといえます。 

 それ以外にも、これは他のレッスンでも共通することですが、フレンドリーなフィリピン人講師とのレッスンを続けていると英語でのコミュニケーションの楽しさを知り、積極性を身につけて頂くことができるはずです。日本人は「英語は完璧に身につけてからでないと使えない」と消極的になりがちですが、使わないと語学力は伸びません。

 ぜひレッスンで英語の楽しさを知ってください。

ジョン万次郎の英語学習方法

英語は黒板やノートを使って勉強するもの。ましてやテキストすら使わなくて良いなんて・・・。耳で聞いて、真似て、質問に答えるというカランのレッスンに不安や驚きを感じる方は少なくないでしょう。

 しかし、日本初の英会話本の執筆やアメリカとの条約締結への貢献を果たし、坂本龍馬など幕末の志士にも影響を与えたと云われるある人物は、英語をテキストではなく耳から学んだそうです。 

その人物とはジョン万次郎。皆さんもこのインパクトのある名前を一度は耳にしたことがあることでしょう。江戸時代、鎖国中の日本で漁に出て遭難し、アメリカの捕鯨船に救助されてアメリカに渡った人物です。遭難した当時はわずか14歳。高知県の漁師の家庭に生まれ、英語の知識はおろか基礎的な学問すら勉強していなかったそうです。万次郎は日本語の通じない厳しい環境の中で、なんとアメリカの学校を首席で卒業したそうです。 

彼が英語を学んだ方法は、耳。耳で聞こえた発音をそのまま発音していたそうです。例えばwaterは「ワラ」、New Yorkは「ニュウヨウ」など。確かに通じますよね。

現在の学校教育で英語を学んできた私たちにとって英語を耳から学ぶという英語学習方法は慣れないように思いますが、その効果は既に江戸時代の日本人によって証明されていたということですね。

発音の上達方法

ネイティブの友人と英語で話をしていると、発音の重要性を痛感します。

例えば「マクドナルド」がネイティブには通じないのは有名ですよね。

最近私が知ったのが、フロリダ州のOrland。ディズニーランドがある場所で有名ですね。Orland、みなさんはどう発音しますか?たいていの方は「オーランド」と言うかと思います。しかしネイティブには「オーランド」と言っても全く通じませんでした。正しくは「オランドー」だそうです。

ちなみに「フェミリイマートゥ」って何の事だかわかりますか?これは韓国人が発音する日本のコンビニ「ファミリーマート」のことです。この発音では日本人には通じませんよね。 

 いくら単語や文法を知っていても、このように誤った発音はコミュニケーションの妨げになってしまいます。

 発音の上達方法は、とにかく正しい発音を聞いて、真似ることだそうです。

 カランメソッドが発音矯正に良いとされるのはこういった理由からです。カランのレッスンでは、まずは講師の英語を聞いて、生徒がそれを反復します。耳で聞いて真似るので、正しい発音が自然と体に入ってくるようになるのです。

 是非カランのレッスンを発音矯正にも役立ててください。

バイリンガルの頭の中

私の母校でバイリンガルの頭の中について考えるという変わったセミナーが行われていました。

バイリンガルとは日本語で「二言語話者」。ちなみに三つの言葉を話す人をトリリンガル、一言語のみしか話さない人をモノリンガルと言います。日本人の感覚からすれば少し不思議に感じてしまいますが二つ以上の公用語を持つ国は意外に多く、フィリピンがまさにバイリンガルの国です。 

圧倒的なモノリンガルの国に住む日本人からすれば、英語圏で生活していた帰国子女などのバイリンガルは羨ましい存在。しかし彼らは語学能力に長けているという長所だけではありません。バイリンガルは頭の筋肉が鍛えられるため頭の切り替えが早く、マルチタスクや問題解決能力が高く、効率的に脳を使うことができるという調査結果が発表されているそうです。

そして、なんとバイリンガルはモノリンガルに比べて認知症の発症が遅くなることも近年明らかにされました。

 英語を完ぺきに操るバイリンガルにならなくても、学ぶだけで予防効果は期待できるそうです。

認知症予防にも、これからは高齢者の方にどんどん英語を学んでいただきたいですね。

誰にでも効果があるの?

海外に行ってみたい、留学したい、仕事で必要になった……などレッスンを受講する生徒さんの目的は様々。そんな様々な目的を叶えるのにカランメソッドが役に立つのかということを今日は紹介します。 

 カランメソッドは生徒に基本的な文法と効果的なボキャブラリーを教えることにフォーカスしています。レベル12まで終えると、生徒は最も良く使われる5621の英語をマスターすることになります。このレベル12までで得られる英語能力は、英語を読んだり、英語圏で生活したり、ネイティブスピーカーと働くのに必要不可欠なものになります。

つまりこのメソッドは英語を学ぶ様々な目的に適しているのです。

またこれは英語の得意不得意や年齢にかかわらず効果が出るような方法なのです。 

慣れないうちはカランのレッスンをマンツーマンで受けることがとてもハードに感じるかもしれません。しかしレッスンが終わる頃に感じる爽快な疲労感に、自分がどれだけ英語に集中していたか気づかされると思います。生徒の集中力が続く仕組みも、カランメソッドが世界中の語学学校で評価を得ている理由の一つなのです。

4倍速で英語を学ぼう

カランメソッドとは通常350時間のレッスンが必要なケンブリッジ英検プレミナリーをたった80時間のレッスンのみで95%が合格した脅威的指導法です。つまりカランメソッドで学んだ生徒は他の生徒よりも4倍も速く英語を上達させたのです。

なぜそのようなことが可能なのかというと、カランメソッドでは通常のレッスンの4倍聞いて4倍話すからなのです。講師はレッスン中、生徒に質問を浴びせ続けます。生徒は質問に対し瞬時に答えなければなりません。そのスピードは母国語で考える間をあたえないほど早く、正確に質問に答えられるまで何度も反復させられます。 

カランメソッドは、英語を学ぶのは自分の知識を満足させるためではなく、実践的なスキルを身に付けるためであるという考えをもとにしています。このような理由から、テキストに頼る従来の勉強方法をやめて、スピーキングとリスニングから学ぶという方法を取ったのです。 

「初心者だから無理」

 と心配しなくても、カランメソッドは1~12までにレベル分けされているので、まずはレベル1からスタートしてみて下さい。

「思ったよりもレッスンが簡単だったな」

と思えばレベルアップにチャレンジしてみましょう。

カランメソッドのレッスンで、日本語を忘れて英語に浸かるという体験をしてみて下さい。